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ヴィーガンの食事メニューは栄養失調になりやすい?
という疑問についてスポットを当てていきたいと思います。ヴィーガン型食事メニューには、不健康や栄養失調というイメージが必ず付きまといます。
ヴィーガン主義は徹底した菜食主義で、食べられるものに制限が加わるわけですからこの疑問は当然のことですね。
ですが、ヴィーガン主義を貫いて続けていらっしゃる方がいるというのも事実…。
本当にところ、ヴィーガン型食事メニューは栄養失調におちいりやすいもので不健康なのでしょうか?
というわけで・・・
ヴィーガン型食事メニューは栄養失調になりやすいのかどうかについてお話していきます。
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ヴィーガンとはどんな人!?
実際にやっている人が周りにいない場合、ビーガンがどんな感じなのかまったく想像が付かないはずです。
ヴィーガン(vagan, ベーガンとも)というのは、まさに菜食主義の究極的な形態。
あまりにもストイックで、続けにくいのです。
動物性食品をすべて排して、植物性食品のみを食べる。そのあまりの凝りように驚いてしまいます。
経験者いわく、つらいのは初めの数週間から数ヶ月だそうです。
時間が経つにつれてヴィーガン式の食事に慣れ、動物性食品を食べたくなる気持ちが起こらなくなるのだとか…。
つらい時期でドロップアウトする人が多いことを考えると、ビーガン・メニューを続けられる人というのはホンモノの精神力を持っています!
ヴィーガン型食事メニューが栄養失調だという噂の真偽は?
この問いはとても難しく、お医者さんでさえも意見が一致しないところです。
肉類をたくさん食べることをすすめるお医者さんもいますし、はたまた菜食が一番いいと言うお医者さんもいます。
ですが動物性食品に比べると、菜食のほうがより無害という点については多くのお医者さんの意見は一致していると思います。
動物性食品は、心筋梗塞などを引き起こす理由になる…と考える方もいますね。
ビーガン(ベーガン)主義によって栄養失調になってしまうおそれがある人は、無理なダイエットをしている人かもしれません。
無理なダイエットは、ただでさえ体のコンディションを乱してしまう原因です。
そこに更に、菜食が加わってしまうと健康になるどころかその真逆をいってしまいます。
おそらく、ビーガンが栄養失調で不健康だとい噂は無理なダイエットと関連づけられたものでしょう。
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ヴィーガン初心者が摂るべき食事メニューは?
最も実践しやすいのはサラダです。
生野菜は蒸し器を使えば温野菜になり、寒い季節でも温かく食べやすいです。
サラダは簡単で作りやすいので、まずヴィーガン主義を始めたらメニューに取り入れたいところ。
ビーガンを始める前よりも、サラダの量と食べる頻度は多くならなければいけません。
それから、もしもアレルギーに問題がなければナッツ類もふんだんに食べましょう。
ピーナッツ、クルミ、タイガーナッツ、サチャインナッツなどなど・・・
ナッツだけでも様々な種類のものがあります。
定番のピーナッツやクルミだけでなく、他の種類にも積極的に挑戦していきたいところですね。
ベジタリアン主義の食生活では、なかなかエネルギーを摂ることが難しいです。
ですが、ナッツ類を頻繁に食べるならば、エネルギー不足を補えます。
また摂取しにくいタンパク質の補給もベジタリアンこそ考えるべきですね。
ヴィーガンよりも栄養失調になりやすいのは…マクロビ?
マクロビオティックは、ベジタリアン型食事と似ている食事法のひとつです。
どちらも菜食を中心とする食事法という点では共通しています。
ですがマクロビオティックには、食べてもいい食べ物はどれなのか段階が設けられています。
より望ましい段階とされる食品を多く摂るのです。
マクロビオティックはこのような段階分けがあるお陰で素人でも始めやすいです。
ですが、マクロビの専門家のアドバイスなしで初めてしまうと…、栄養失調になりやすいのです。
具体的には、マクロビオティックはあまりにもタンパク質を摂りづらいのです。
段階分けの中で、タンパク質が多く含まれる食品には制限がかかってしまう。
なので、どうしてもその量は減りがちになります。
きちんとしたマクロビ指導者のもとでならば、栄養失調を心配することはないです。
ですが、セルフケアではそれは難しいです。
専門家の指導なしにベジタリアンやヴィーガンになるよりも、マクロビ主義者になるほうが栄養失調のリスクは大きそうです。
まとめ
ビーガン式食事メニューを成功させるには、サラダをこれまで以上に摂ることが鍵になります。あまりにもシンプルなことですが、是非実践していただきたいところです!
以上、ヴィーガン式の食事メニューは栄養失調になるのかどうかについてお話しました。