ベジタリアンやヴィーガン生活が不健康だと言われやすい理由について考えてみようと思います。
ベジタリアン料理やヴィーガン料理は、どうしても不健康だというイメージが付きまとい敬遠されがちです。栄養の専門家の中にも、菜食主義が良くないと思う人がいるのは事実。
私たちは本当に試してみるべきなのかどうか迷います。
ですが筆者自身、菜食のおかげで体が軽くなった経験があります。
菜食主義は健康的なものだと確信しています。
この記事では・・・
ベジタリアンやヴィーガンが不健康だと言われ続ける「神話」にスポットを当てていきますね!
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野菜中心料理は長寿の秘訣??
ベジタリアンでないにしても、野菜中心の食事というのは、意外にも世界各地で見られます。
例えば、ギリシャなどの地中海沿岸。
以前「地中海式ダイエット」として、オリーブオイルが流行りましたね。
どちらかといえば、地中海式の食事はかなりベジタリアンに近いものだと思います。
ベジタリアンの中には、「魚肉だけは例外的に食べる…」という方もいます。
まさに地中海式の食事は、「魚肉だけは例外的に食べるベジタリアン」向けのものです。
地中海式の料理のおかげで長寿の方も多いですが、その秘密は野菜をふんだんに摂っている点にあると思います。
もちろんお魚をたくさん食べることも大切ですが、地中海式の料理では野菜も主役。
野菜の健康効果は、地中海に住むご長寿の皆さんが証明しています。
あなたがもしも「魚肉だけは例外的に食べるベジタリアン」を目指すならば、地中海式の食事は最も良い参考になります。
菜食主義は貧血になるって本当??
肉類を食べないせいで、貧血になる。
ベジタリアンやヴィーガンはいつもこの言葉で批判されます。
たしかに、この言葉は正しいです。
ヴェジタリアンやヴィーガン(完全菜食主義者)の食事スタイルを、流行に乗って急に真似してしまうとそうなってしまいがちです。
本来はかかりつけ医に相談したり、栄養の勉強をしたりしながら、徐々に完全菜食主義に移行していくのが一番良いのです。
急に毎日の食べ物を全て、野菜にしてしまう・・・
それこそが危険で、貧血の原因になります。
「ベジタリアンやビーガンは不健康・・・」
この噂は、一気に野菜だけの食生活にしてしまったせいで生まれたものです。
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幼いときから「ベジタリアン教育」をするのは不健康??
特に海外では、日本とは全く違った信仰や文化がありますから、幼いときからベジタリアンという人もいるものです。
もちろんその子たちの食事は、肉類の代わりとなる栄養を取れるように食事計画が練られています。
ただ食事を全て野菜にしている・・・というわけではないのです。
ただ子どもたちが「完全菜食主義」になってしまうことはおすすめできません。
「避けるべきなのは哺乳類や鳥類の肉であって、魚類・ミルク・卵・ハチミツは、生命維持のために例外的に食べるべき…」
そんな考え方が、最適なのではないでしょうか?
海外の菜食主義も、このようなやり方の方が、大人・子ども問わず多い感じもします。
ヴェジタリアンといっても、「哺乳類と鳥類の肉を食べないから、ベジタリアン!」だと自称する人もいる気がします。
拒食症と菜食主義の関係は?
「拒食症になると、カロリーを抑えるために菜食主義がはじまる」
というのは本当で、拒食症の体験談の中でも、菜食主義はよく見られます。
中には菜食主義を続けていくうちに、過剰な禁欲主義になってしまって…、拒食症になってしまった人もいるくらい。
拒食症は生命維持に問題が出てしまう病気です…。
過剰な禁欲主義は、生命維持に大きく関わります。
特に、拒食症の人の場合、動物愛護の精神がほかの人よりも強く、それを理由に菜食主義を行うこともあります。
ですが、全ての動物性食品を禁じてしまうのは、命に危険を及ぼすのも事実・・・
魚肉・ミルク・卵・ハチミツだけは現実的に考えて、例外的に食べるべきだと…そう考えなくてはいけません。
完全菜食主義であるヴィーガンは、本当に究極的なものです。
一気にできるものではなく、たとえ成功したとしても細かな健康管理・体調管理が欠かせません。
菜食主義自体が、食べられるメニューの数を積極的に減らすことでもあります。
菜食主義は始める前の計画の段階で、これまでの食生活以上に頭を使わなければいけないと覚悟しておかなければいけませんね。
まとめ
ここまでで、菜食主義が不健康だと思われがちな理由についてお話致しました。詳しくみてみると決してそうではなく、菜食主義の「はじめ方」に問題がないようにすることが大切なのですね。
以上、ベジタリアンやビーガン生活が不健康である…と言われる理由について、詳しくお話しました。
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